技能実習定期監査

技能実習定期監査終了いたしました

早いもので2024年になり、2か月が過ぎようとしています。

昨年8月から導入し受け入れを開始した外国人技能実習生制度における2回目の定期監査を行いました。

実習実施者に対する監査は、技能実習生が認定計画と異なる作業に従事していないか、実習実施者が出入国または労働に関する法令に違反していないかなどの事項について、不正な行為を見落とすことのないよう、監理責任者の指揮のもとで監査実務を担当する監理団体の役職員とともに、3か月に1回の頻度で適切に実施しなければならないとされています。

監査項目としては、必須実習項目が51%以上になっているかなど技能実習日誌を用いての状況の確認、技能実習責任者からの現状報告、実習実施者の事業所の設備・帳簿書類等の確認、技能実習生の宿泊施設等の生活環境の確認があります。

また技能実習生の4分の1以上との面談が義務付けられており、日常生活や業務上での心配事や悩みがないか等を中心に、親身に聞き取りをしていきます。

技能実習生は新しい環境や文化に適応する中で多くの不安や疑問を抱えている傾向にあります。

作業方法や安全対策など専門的な知識や技術を求められる場面も多く、不安に思う実習生も多いと思います。

定期監査時の面談だけでなく、日々の円滑なコミュニケーションや協力が重要になりますので、仕事内容のみならず日本での生活に関して定期的に相談も出来る環境を整備することで、技能実習生の不安や疑問を解消し、安全かつ効率的に業務を遂行すべく、企業として全力でサポートしていきます。